Hey! Say! JUMP15周年おめでとう

東京ドームでHey! Say! JUMPのコンサートを見てきました。

15周年、本当におめでとうございます。

そして15年も続けてくれてありがとう。

アリツアの時から思ってたけど、サンダーソニアで締める演出が100点満点すぎて、この曲を推してくれた有岡先生に感謝。

名曲盛りだくさんの、圧倒的に楽しい時間でした。

ただ前への演出には涙が止まらないし、Hey! Say! JUMPって本当に優しくてあたたかいグループだなあと感じました。

脱退した人を居なかったことにすることが普通だと思っていましたが、スクリーンに映されたセブンちゃん4人のシルエット、4人の写真。

今でも早く帰っておいでと思ってしまう自分がいるのですが、Hey! Say! JUMPは今は8人で、セブンはたったの3人で、それが現実なんだと思うとやっぱり寂しい。

でも、圭人をNGワードのように扱わない、むしろ今でもいじるJUMPを見てどこまでもあったかいグループだと思いました。

私が生きてきた中でいちばん楽しかったコンサートは、10周年のオーラス、2018年1月1日の東京ドームでのI/Oコン。

9人の最後のコンサート。

私自身の熱量的にもピークだったし、JUMP人気も絶頂の頃だと記憶しています。

たったの5年前だけどキンプリもスノストもなにわもデビューしておらず、Jr人気も今ほど高くなく、10周年のJUMPはまさに敵無し状態だったと勝手に思っています。

10周年を終えてから15周年を迎えるまでの期間は体感的にはあっという間でしたが、アイドルに対する考え方が大きく変わった5年間でした。

さらに人気が出て、国民的アイドルになっていくのだと信じて疑わなかった矢先の圭人の留学や、

マナーが悪くてツアーが中止になったこと、なのに海外コンサートは実施したこと、後輩グループの勢い、コロナ禍。

色々な事が積み重なってもう当時のように熱量を持って応援することは出来ないと感じて少しずつ離れていきました。

JUMPから離れている間に少年忍者を全員覚えるレベルにはJrに詳しくなり、韓国アイドルにハマったり、仕事でクタクタになりコンテンツを何も追えなくなるタイミングが訪れたり、JUMPを一途に応援していた時は1ミリたりとも欲したことがなかった恋人ができたり、JUMP以外の世界を沢山沢山知りました。

ひとつの物事に依存すると、それが崩れた時に自分も崩れてしまうことを知って、何事も程よい距離感で好きでいることが大事だと知ったのもこの5年の間です。

昔はJUMPのことしか考えられず、自分の生活を後回しにして応援している時期もありましたが、今はとても程よい距離感で応援できている自分がいて、絶対リアタイ主義もいつからか無くなって、ドル誌も早売り段階から情報を仕入れないと気が済まなかった依存状態も落ち着いて(笑)、自分の仕事が落ち着いたら見ようと思えたり、ずっとずっと目を離すことなく追っていなくても大丈夫でいられるようになりました。

何よりも大切なのは自分の生活だと思えるようになれました。

そして、ジャニーズそのものへの考え方も色々変化があり、

グループの存在が永遠に続くように思えたのも、今いるメンバーで一生続いていくように思えたのも、本人たちの絶えまない努力と我慢の結果で、私たちに見せてくれているファンタジーなのかと考えるようにもなりました。

15周年のコンサートは、10周年の時とは比べ物にならない重みを感じ、色んな分岐点を経てここに立ってくれていることにただありがとうという気持ちでいっぱいになりました。

そして、この5年でJUMP以外の現場に行ったりもして戻ってきたJUMPコンは、どこよりも優しくてあたたかい雰囲気で、多幸感という言葉が1番似合う場所でした。

私はコンサートに行く時、客席いっぱいがペンライトで光る光景に思いを馳せることがあります。

この5.5万人も皆それぞれの人生、生活があって、今は同じ場所に集まっているけどこのコンサートが終われば学校だったり仕事だったりそれぞれの生活に戻って行って、きっと辛いことも沢山あって理不尽な目にあったり苦しい思いをしてることもあるんだろうなあ、それでも今この瞬間は幸せを共有して、みんなで同じグループを応援出来てるってとても幸せなことだなと思うのです。

きっと20周年も東京ドームで一緒にお祝いすると思います。私も光るペンライトの1つを持てていたらとても幸せです。